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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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定番のたけのこ炊き込みご飯になぜかしらすを加える懐かしい「母の味」を再現しました。

たけのこご飯

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材料(2合分)

・米 2合
・たけのこ 150g(小さめ1本分)
・しらす干し(中干し) 大さじ2~3
・水 350ml
・薄口しょうゆ 35ml
・酒 35ml
※たけのこは皮を除いた分量
※たけのこのあく抜きは米のとぎ汁を使います

作り方

1 米は洗ってザルに上げておく。とぎ汁(3回分くらい)は鍋にとっておく

2 たけのこを洗い穂先を斜めに切り落とし、縦に包丁で切れ目を入れて
  たっぷりの1の米のとぎ汁(足りない場合は水を足す)で30分程度煮、そのまま冷ます。

3 たけのこの皮をむき、1cm大きさくらいに刻む

4 土鍋に米、水、薄口しょうゆ、酒、たけのこを入れ30分置き、強火で約10分、
  弱火で約10分炊き、火を止め10分むらしてからかき混ぜる。
  しらすを加えて軽くまぜ、ちゃわんに盛る

※大きなたけのこを使う場合は煮る時間を調整してください(1時間程度など)
※しらすは混ぜずに、盛りつけたご飯にのせる方法でもよいと思います
※土鍋を使って炊いています。炊飯器の場合は説明書に従い適切なモードで炊いてください

たけのこ煮

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材料(2人分)

・ゆでたけのこ 150g(小さめ1本分)
・だし汁 200ml(1カップ)
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1

作り方

1 ゆでたけのこは、穂先は縦に、根元は輪切りにする

2 なべにだし汁と調味料とたけのこを入れ、15分くらい煮る

※たけのこの茹で方は「たけのこご飯」レシピを参照してください

ひとこと

たけのこご飯にしらすを加えるレシピは母親の料理の定番でした。なぜしらすを加えたのか、今となっては確認しようもありませんが、ほんのり薄味で仕上げた炊き込みご飯には、しらすの塩分がとても合うと思います。しらすはやわらかめの中干しくらいがおすすめです。

しらす

シラスとは「カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど体に色素がなく白い稚魚の総称」(Wikipedia)とのこと。これらを塩ゆでして加工したものがいわゆるしらす干しですが、水分含有量の違いにより釜揚げ、しらす干し(やわらかめの中干し)、ちりめん(しっかり干した上干し)などと呼ばれるようです。また最近はあまり見ないものの海苔のように板状にして干した「畳いわし」(アミ、などとも言いました)もシラスが素材。産地としては和歌山県や静岡県が有名。季節によって、シラスにタコの幼生が混ざったりしているのも面白いものです。

たけのこのあく抜き

米ぬかととうがらし(鷹の爪)を加えて煮てあく抜きをするのが一般的であり、スーパーなどではたけのこと米ぬかがセットで(または、たけのこのすぐそばで)売られています。でも米ぬかがなければあく抜きができないのかというと、そういうわけではありません。とある八百屋さんで教えてもらったのが、米のとぎ汁で茹でること。甘い感じに仕上がるようで(あくまでも個人的な感想)、また、たけのこの中に入り込んだぬかを洗い流す手間もなく、最近はもっぱらこちらの方法でたけのこを茹でています。