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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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肉をたっぷり使っても主役は野菜!バゲットに乗せてランチに食べたい感じのカレーになりました。

なすとオクラのカレー

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材料(2~3人分)

・合挽肉 300g
・中長なす 2本
・オクラ 10本
・たまねぎ 1個
・トマト 1個
・にんにく 1片
・しょうが 1かけ
・オリーブオイル 大さじ2
・カレー粉 大さじ2
・小麦粉(なすに振る) 少々
・塩・こしょう 少々
・シナモンパウダー 少々
〈スープ〉
・チキンスープ 300ml
・ケチャップ 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々

作り方

1 にんにく、しょうが、たまねぎはみじん切り、トマトはざく切りにする。
  オクラは塩もみして洗い熱湯でさっと下茹でする。挽肉に塩、こしょう、シナモン
  パウダー少々をふる

2 鍋にオリーブオイルとにんにく、しょうがを入れて弱火で炒め、香りが出たら
  たまねぎを加えて炒める

3 2にトマトを加えて炒め、水気がなくなったら挽肉を加えてぽろぽろになるまで
  炒め、カレー粉を加え炒め、スープを加えて煮込む

4 なすはへたをとって輪切りにし、塩・こしょうをして小麦粉少々をふる。
  オクラはへたとってぶつ切りにする

5 フライパンにオリーブオイル(大さじ2程度)を熱してナスを炒め、オクラ加えて
  さっと炒める

6 5を3の鍋に加え汁気がなくなるまで煮つめる

※トマトの皮は煮込んでも残るので気になる場合は湯むきします
※チキンスープは固形ブイヨン1個に湯300ml
(ブイヨンの量はメーカー規定量によって調整してください)

なすのトマトみぞれ煮

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材料(2人分)

・なす 2本
・トマト 1個
・だいこん 5cm程度
・だし 200ml
・薄口しょうゆ 20ml
・酒・みりん 各20ml
・万能ねぎ 適量

作り方

1 なすはヘタを切り縦半分に切って皮に格子状の切れ目を入れる。
  トマトは湯むきしてざく切り、万能ねぎは小口切りにする。
  だいこんは皮をむいてすりおろす

2 なべにだし汁としょうゆ、酒、みりんを煮立て、だいこんおろしとトマトを
  加えて煮る

3 フライパンに大さじ2~3程度の油を入れて中火で熱し1のなすを素揚げする

4 2のなべに油を切った3のなすを加えさっと煮る

5 器に盛り付け、ねぎを散らす

※なすに水気があると油がはねるのでキッチンペーパーなどで拭き取ってから揚げます。
 少ない油で揚げるので温度が上がりすぎないよう注意し、皮面から菜箸で返しながら
 揚げていきます
※だしは水1Lにひとつかみの削り節を入れてかつおだしをとります(余った分はみそ汁
 などに使えます)。顆粒だしや白だしを使っても

ひとこと

なすはどんな料理にも合う野菜。和風だしで煮れば和食に、豆板醤で炒めれば中華、トマトソースやチーズと合わせればイタリアンにと、変幻自在な役者さんみたいですね。今回は同じ夏野菜のオクラとカレーにしてみました。なすもオクラも大きく切ってごろごろと入れるのがポイント。暑い夏のさなかに汗をかきながら辛い料理を食べると、不思議とからだがスッキリします。

なすと油

なすは油が大好き。フライパンに油を熱してなすを放り込んだとたん、ぐいぐい油を吸って瞬く間にフライパンは空焼き状態に!あわてて油を注ぎ足し炒めるうちに、大量の油を使った気がして後悔する……。そんなわけで、なすを炒めたり素揚げするときはちょっと緊張します。今回、カレーは油の処理や手間も考え、なすに小麦粉を振って炒めてみました。以前見つけた和食シェフのレシピに(まったく別の料理ですが)その方法があり、以来ときおり実践しています。油の吸収率は少ないかわかりませんが、調理はしやすくなります。