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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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旬のいちごをアイスクリームに混ぜてみるとフレッシュなジェラートに変身しました!

いちごパフェ

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材料(2人分)

・バニラアイスクリーム 2個(120g×2)
・いちご(あまおう) 6個程度
・ラズベリー 10個程度
・フルーツグラノーラ 大さじ4
※アイスクリームはハーゲンダッツのバニラ、いちごは小粒なあまおうを使用しました

作り方

1 いちごは洗ってへたを取り4個を2~4等分(飾り用)、
  2個を縦に薄くスライスする(混ぜ込み用)

2 ボウルにアイスクリームを入れ、少し溶け柔らかくなったら1のスライスしたいちごを加え、
  バルーンで混ぜ合わせる。ジェラート状になったらボウルごと冷凍庫へ入れて30分程度置く

3 器にフルーツグラノーラを入れ、1の飾り用いちごの半分を入れ、2のジェラートをスプーンで
  すくって重ねるように乗せる。最後に1の残りのいちごとラズベリーを飾る

※いちごを加えたアイスクリームはかちかちに凍らせず、少しゆるいと感じる状態でいただきます
 (フルーツグラノーラとのなじみがよい)

フレンチトーストいちご添え

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材料(2人分)

・バゲット 1/2本
・卵 2個
・牛乳 200ml
・グラニュー糖 大さじ2
・バニラエッセンス 2~3滴
・シナモンパウダー 少々
・グラニュー糖または粉砂糖 少々
・バター 20g
・いちご 6個

作り方

1 卵、グラニュー糖、牛乳をボウルに入れ混ぜ合わせバニラエッセンスを振って卵液を作る

2 バゲットを3cm厚さくらいに切り、1の卵液に浸し10~15分置く

3 フライパンにバターを熱して溶かし、2のバゲットを弱火で両面焼き色がつくまで焼く

4 焼き上がったら皿に盛りつけ、シナモンパウダーとグラニュー糖を振り、
  半分にカットしたいちごを乗せていただく

※時間をおいて卵液をパンにしっかりしみこませるのがポイントです。食パンでももちろんOKです

ひとこと

しっとりと甘いフレンチトーストにフレッシュないちごの酸味がよく合いました。シナモンパウダーで大人の味に。一方、いちごパフェは「アイスクリームに混ぜただけ」「ストロベリーアイスを買えばいいでしょ!」と言われそうですが、アイスクリームを自作するのは難しいし、意外や意外、市販のアイスクリームにフレッシュないちごを混ぜると別モノになるのです。もちろん、ストロベリーアイスとも違います。なお、いちごを加えすぎるとガリガリくんになってしまうのでご注意を!

いちごミルク

昔々――。いちごに砂糖をまぶし、ミルクを注いで潰して食べるという習慣がありました。いちごを潰すため真ん中が平らになった専用スプーンがあり、潰すと牛乳がピンクに染まってまさにいちごミルクに! どうしてそんな食べ方をしたのか。諸説あるようですが、納得しやすいのは、昔のいちごは今よりすっぱかったから、というところでしょうか。昭和40年代頃はフルーツとかスイーツは今ほど豊富ではなかったため、そのまま食べるより贅沢な感じがしたり、ビタミン(いちご)とカルシウムやタンパク質(牛乳)が摂れ栄養的によいイメージもあったのかもしれません。今ならいちごはそのまま食べますし、逆に糖分を心配する方も多いのでは。食習慣一つにも時代を感じます。ちなみにいちごスプーン、いまでも販売されているようです。

フレンチトースト

最近(2014年春)ブームのフレンチトースト。昭和世代は喫茶店の朝食メニューとして懐かしい味かもしれません。パン好きの筆者Lemonには、バゲットが硬くなってしまったときの残り物お助けメニュー。牛乳、卵、砂糖を混ぜて作った卵液にスライスしたバゲットを浸し、バターで焼くだけでしっとりふわふわに。日常にある材料で手軽に作れるため、わりと頻繁に食卓に登場します。人気カフェのフルーツたっぷり、ゴージャスなものや、何時間も卵液に漬け込んで作るホテルの味は家庭での再現は難しいかもしれませんが、基本を押さえておけば好きにアレンジして楽しめるメニューです。そもそも、フランスなどではpain perdu(失われたパン)と言われ「失われたパンを生き返らせる」意味を持っていたそうです。ぜひお試しください。