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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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しいたけごはん

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材料(2~4人分)

・生しいたけ 4~5枚
・米 2合
・水 370cc(通常の水分量-Aの合計)
・だしこんぶ 適量(5cmくらい)
〈調味料A〉
・酒 10cc(小さじ2)
・みりん 20cc
・しょうゆ 20cc
〈調味料B〉
・塩 2.5g(小さじ1/2)
・サラダ油 2.5cc(小さじ1/2)

※炊飯には三合炊きの土鍋を使っています
※米を炊く水分量は水+調味料で通常量になるようにします(この土鍋の場合は米2合に対し水分量を420ccとして計算しています)

作り方

1 米はといでザルに上げ、水気を切って土鍋に入れ、だしこんぶと水を入れて
  30分置く

2  しいたけは石づきをとり、薄切りにして調味料Aであえておく

3 1の米に2のしいたけを汁ごと加え、塩とサラダ油を加えて軽くまぜ火にかける

4 強火で10分、弱火で10分炊き、火をとめて10分むらしてから蓋をとって
  しゃもじでまぜあわせる

※炊飯器の場合は米にしいたけや調味料を加えたあと普通に炊飯します
※土鍋の場合、炊飯時間などはお使いの土鍋の使用方法に合わせてください

しいたけと根菜の炊き合わせ

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材料(2人分)

・しいたけ 6枚
・さといも(小) 6個
・京にんじん 1/2本
・こうや豆腐 3枚
〈調味料〉
・だし 250cc
(削り節12g+だしこんぶ10cm)
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・白しょうゆ 大さじ1
・砂糖 小さじ2

作り方

1 だしをとる
  鍋に水1000cc(5カップ)とこんぶ10cm、削り節12gを入れて中火にかけ、沸騰
  したら弱火にして蓋をし2~3分煮る。火を止めたら清潔なふきんや油濾しペーパー
  などで濾す

2 さといもの下ごしらえをする
  さといもは厚めに皮をむき、大きめのものは半分に切り、塩もみしてから水で洗い
  流しぬめりをとる。鍋にたっぷりの水とさといもを入れて火にかけ沸騰して2~3分
  茹でたらストレーナーにとり水洗いする

3 京にんじんは皮をむき斜め切りにする。しいたけは石づきをとり軸が長い場合は
  軸を切り、傘に切れ込みを入れておく。こうや豆腐は水に浸して戻してから半分に
  切る

4 鍋にだしと他の調味料を入れ、さといも、京にんじん、しいたけ、こうや豆腐を
  加えて火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をしたまま15分くらい煮る

5 さといもがやわらかくなったら火をとめ、小鉢に彩りよく盛り付ける

※だしは多めにつくります。余っただしは冷まして冷蔵庫へ。煮物や麺類のつゆ、みそ汁
 などに使えます
※しいたけの軸も捨てずに鍋に加えます。太い場合は半分に切って

ひとこと

個性が強いのに脇役にまわることが多いしいたけ。たまには主役を張ってもらいましょう、ということでシンプルな和食に挑戦しました。炊き合わせはやや薄味かなと思うくらいの味付けに仕上げるのがよいと思います。盛り付けの彩りにこだわるなら別ゆでした緑の野菜(きぬさや)などを添えて。だしは市販の白だしを使うと手軽ですが、できれば自分でとりたいもの。案外簡単です。

洗わない

生しいたけは肉厚でかさの裏が白いものが新鮮。表面にうまみ成分があるので水で洗わずに調理します。気になる場合は軽く叩いて汚れを払うか、布巾でそっと拭きます。水がついた状態で保存すると傷みやすいので注意します。

きぬさやを添えて

炊き合わせや筑前煮など煮物にはよく彩りに「絹莢(きぬさや)」が添えられます。そこで絹莢を買おうとして、しかしその値段にビックリ。飾りなのにしいたけより高いとは! で、絹莢抜きレシピになりました。絹莢とはサヤエンドウのこと。若いサヤを食べるエンドウマメで、サヤ同士が擦れ合う音が絹ずれの音に似ていることからこの名がついたとされています。一方同じエンドウマメでも実を食べるのがグリーンピース。栄養の点からいえばグリーンピースのほうがビタミンB1やB2、Cが豊富。彩りに緑を足すだけならインゲンでも…、なにゆえ煮物には絹莢なのでしょう。