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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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寒締めほうれんそうならではの甘さを味わうオーソドックスなメニューです

ほうれんそうのごま和え

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材料(2人分)

・寒締めちぢみほうれんそう 1袋(200g程度)
・いりごま 30g
・しょうゆ 10cc(小さじ2)
・砂糖 5g(小さじ1)
・だし汁 15cc(大さじ1)
※いりごまは市販のものを使いましたが、白ごまを油をひかないフライパンで弱火でいれば作れます

作り方

1 ほうれんそうは軽く洗いたっぷりの熱湯に根元から入れてさっと茹でる。
  葉全体が湯につかって鮮やかな緑色になったらすぐ冷水にとり、水気を絞って
  根元を切り落とし、食べやすい大きさに切る

2 いりごまをすり鉢に入れ(盛りつけ時に振りかける分を少し除いておく)、
  やや粗めにすって砂糖、しょうゆ、だしを加え混ぜ合わせる

3 すり鉢に1のほうれんそうを加えて和え、器に盛って分けておいたいりごまを
  ふりかける

※好みにもよりますが、しょうゆは控えめのほうがほうれんそうの味が引き立ちます
 (えぐみがない寒締めならでは)
※ほうれんそうを茹でるときは一度に入れて短時間でゆでます(30~40秒くらい)

ほうれんそうのキッシュ

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材料(2人分)

・寒締めちぢみほうれんそう 1/2わ
・木綿豆腐 1/2丁
・たまねぎ 1/4個
・生しいたけ 1~2枚
・バター 10g
・じゃがいも(大) 1個
・塩・こしょう 少々
〈A〉
・グリュイエルチーズ 50g
・卵 1個
・生クリーム 100cc

※パイ生地で型をつくる料理ですが、グラタン皿を使いパイ生地なしで作ってみました
※しいたけのかわりにえのき茸でも合います

作り方

1 材料の下ごしらえをする
  じゃがいもは皮をむき、厚さ5mmくらいの薄切りにして塩少々(分量外)を加え茹でる。
  ほうれんそうは下茹でし、冷水にとって冷ましたら水気を絞って2cmの長さに切る
  木綿豆腐は粗く切ってキッチンペーパーを敷いた耐熱皿に乗せ、電子レンジで加熱して
  水切りする(500Wで1~2分程度)
  たまねぎ、しいたけは薄くスライスする。チーズはすりおろす

2 卵液を作る。ボウルに卵、生クリーム、すりおろしたチーズを入れよく混ぜ合わせる

3 フライパンにバターを熱してたまねぎを炒め、透明になったらしいたけとほうれんそう、豆腐を
  加え軽く炒めて塩、こしょうをふる

4 耐熱皿(グラタン皿)にバター(分量外)を塗り、1のじゃがいもを敷き詰め、上に
  3の具を加え、2の卵液を注ぎ入れる。スチームオーブンで40分程度焼く

※オーブンでの焼き時間、余熱の有無などはお持ちのオーブンの使用説明書にしたがってください。
 一般的には180度に余熱したオーブンで30~40分が目安となっています

ひとこと

料理はなるべく基本形で作りたいと思っていますが、今回のキッシュはパイ生地を無しにしました。市販のパイシートを使うとよいのでしょうが、もう少し気軽に作りたい――ということで、パイ生地の代わりにじゃがいもを使ってみることに。もちろん、キッシュの醍醐味は生地にもありますので、パワーがあるときに、生地作りから挑戦してみたいと思います。

キッシュって

キッシュはフランス、アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理。パイ生地やタルト生地を敷き詰めた型の中にひき肉や野菜を入れ、卵と生クリーム、チーズを加えた卵液を流し入れオーブンで焼いたものです。キッシュによく使われるのがグリュイエルチーズ。スイス、グリュイエル地方原産の牛乳を原料としたハードチーズでチーズフォンデュに使われるのもこれ。ほかにグラタンやクロックムッシュなどにも使われます。濃厚でナッツのような風味が特徴です。

残り物レシピ

キッシュに使った残りのほうれんそうで「ほうれんそうのアンチョビソテー」を作ってみました。
【材料】
ほうれんそう1/2わ(下茹で済み)
アンチョビフィレ2枚
にんにく少々
オリーブオイル大さじ2
【作り方】
フライパンにオリーブオイルと薄くスライスしたにんにく少し、アンチョビ2枚を入れて火にかけ、香りが出たら適当な大きさに切ったほうれんそうを入れて炒めます。塩、こしょうを振ってできあがり。