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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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キャベツの甘みを味わいながらたっぷり食べられるレシピを考えました。

春キャベツと豚肉のタジン蒸し

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材料(2人分)

・春キャベツ 250g(約1/3個)
・豚バラ肉 200g
・しめじ 1パック
・しょうが 2~3片
・ローリエ 1枚
・塩・こしょう 少々
・酒 50cc
・ポン酢 適量
※こしょうはあらびき黒こしょうを使用しています

作り方

1 豚バラ肉は10cm程度の長さに切り、バットに並べて塩・こしょうをふっておく。
  しめじは石づきをとって軽くほぐす

2 キャベツは半分に切り、それぞれのかたまりの葉の間に1の豚肉を挟み込んで
  重ねていく

3 2のキャベツのかたまり二つをタジン鍋にうまく収まるように並べ、まわりに
  しょうがとしめじを散らす。キャベツが入り切らない
  (フタがしまらない)場合は一部の葉を細く刻んで隙間に散らす

4 酒をふり、ローリエの葉を入れてフタをし、弱火で約30分蒸す

5 蒸しあがったら小皿にとり、お好みでポン酢をつけていただく

※タジン鍋(土鍋)で調理しています
※キャベツときのこの水分でじっくり蒸し上げるのでガスはごく弱火で。
 強い火にかけると焦げつくので注意してください

タジン鍋料理

無水調理ができるといわれて流行ったタジン鍋ですが、焦げるせいか、収納場所をとるせいか、はたまたシリコンスチーマーのほうが扱いやすいせいか、何となくタジン料理=タジン型シリコン鍋的イメージで定着した感があります。それはそれでよいのですが、某質問サイトで見つけた「タジン鍋(土鍋)で調理すると焦げてしまって」という質問に対し「素材をレンジでチンしてから入れれば」というのが模範解答とあってはあまりに寂しい。そこで実体験から得た焦げないコツを紹介します。
コツ1 水分の多い野菜を入れる
コツ2 火は弱火~弱めの中火
コツ3 とにかく使い込む
無水調理といっても水分がなければ「蒸す」ことはできません。水分の少ない野菜の場合は水や酒、だしなどで適当な水分を補います。また、鶏肉を炒めてから野菜を加えて蒸すなど肉を調理したり、煮込み料理を作ったり何度も使うことで自然と焦げにくくなってきます。諦めないことが肝心です。