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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

HOME > 料理レシピ > 石川早生 (里芋)

秋から冬においしい里芋を使ってオーソドックスな料理を作ってみました。

きぬかつぎ

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材料(2人分)

・里芋(石川早生) 8~10個
・黒ごま 適宜
・塩 適宜

作り方

1 里芋は洗って上下を切り、皮つきのまま湯気の上がった蒸し器に入れ、
  竹串が通るくらいまで15分程度蒸す

2 器に盛り、塩とごまを振りかける

※指でつまむと皮がつるりとむけて一口で食べられます

※菜の花はパスタといっしょに茹でると手軽。パスタの茹であがり少し前に鍋に菜の花を
 投入します

さといもと鶏肉の煮物

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材料(4人分)

・里芋(土垂) 600g
・鶏もも肉 約200g(1枚)
・塩(さといものぬめり落とし) 適量
<鶏肉の下味>
・酒・しょうゆ・しょうが汁 各小さじ1
<煮込み用調味料>
・だし汁 500cc
・砂糖 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ1


作り方

1 里芋は洗って皮をむき、大きなものは半分または3分の1くらいに切る。
  塩もみしてぬめりを落とし、鍋に水と一緒に入れて5分ほど下ゆでしたら
  ざるに上げて水洗いする。鶏もも肉は6~8等分してボウルに入れ酒、
  しょうゆ、しょうが汁をもみこんで10分程度おく。

2 鍋にだし汁と1の里芋を入れて中火にかけ、沸騰したら火を弱めて5分くらい煮る

3 フライパンに油をひいて鶏肉を皮の側から焼く。両面に焼き色がついたら
  2の鍋に加え、砂糖、醤油を加え、落とし蓋をして弱火で10分程度煮込む

4 落とし蓋を取りみりんを加えてときおり鍋をゆすりながら煮詰め、汁が少なくなったら
  火を止め冷ます

※鶏肉はからあげ用を使うと切る手間が省けます。皮つきがベター
※温かいうちもおいしいですが、冷ますと味がしみていっそうおいしくいただけます

ひとこと

里芋には、何となくふるさとの味、おふくろの味というイメージがあります。寒い冬に囲炉裏で煮る映像がイメージになっているからでしょうか(実際には旅先でさえそんな食事を体験したことはないのですが)。いずれにしても冬の寒い夜に和食屋さんの店先でふっと感じる里芋の煮物のかぐわしい香りは、早くおうちに帰ろう!という里心をくすぐるもの。多少調理が面倒でも、たまには手作り里芋料理でほっこりとした夜を過ごしてみてはいかがでしょう。