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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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金時にんじんの美しい色を活かして、にんじんオンリーのきんぴらを作ってみました

金時にんじんのきんぴら

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材料(2人分)

・金時にんじん 200g
・いりごま 大さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1.5
・砂糖 小さじ1~2
・みりん 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・ごまラー油 適量
※金時にんじんの色を活かすため、薄口しょうゆ
 または白しょうゆを使用します
※ごまラー油のかわりにゆずこしょうを使っても
 おいしくいただけます
※砂糖の量はお好みで調節してください

作り方

1 金時にんじんは皮をむき、5cmくらいの長さの千切りにする

2 フライパンにごま油を熱して金時にんじんを炒める

3 にんじんがしんなりしたら砂糖、薄口しょうゆの順に加えて炒め、水分をとばしてみりんを
  加え(照りを出す)、最後にラー油少々といりごまを加えてできあがり

金時にんじんとブロッコリーの
クリームシチュー

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材料(2人分)

・金時にんじん 1/2本
・ブロッコリー 1/2株
・じゃがいも(小) 3個
・たまねぎ(小) 1個
・ベーコン(ブロック) 20g
・固系ブイヨン 2個(水500ml)
・塩・こしょう 少々
<ホワイトソース>
・バター 20g
・小麦粉 10g
・牛乳 180ml

作り方

1 方
1 ホワイトソースを作る。鍋にバターを溶かして弱火で小麦粉を炒め、火を止めて牛乳を
  一気に加え混ぜる。混ざったら再び弱火にかけてかき混ぜながらとろみがつくまで煮る

2 ブロッコリーは小房に分けてさっと下茹でする。金時にんじん、じゃがいもは皮を
  むいて一口大に切る。たまねぎ、ベーコンブロックはみじん切りにする

3 鍋にオリーブオイルを引いてベーコンとたまねぎを炒め、たまねぎが透き通ったら
  にんじんとじゃがいも、水500ml、固系ブイヨンを加え、煮立ったら弱火にして
  にんじんとじゃがいもがやわらかくなるまで煮込む

4 3にブロッコリーとホワイトソースを加えてとろみが出るまで煮、塩・こしょうで
  味をととのえる

ひとこと

金時にんじんは、やわらかくクセが少ないのでとても上品な味に仕上がります。もちろん普通のにんじんで作れるレシピですが、金時にんじん独特の深い紅色により、いつものクリームシチューも大人の感じになりました。

おせちの野菜

おせち料理には野菜がたくさん使われています。でも、どうしてその野菜を食べるのか、案外気にされてはいないかもしれません。たとえばれんこんは、先が見通せるようにとか、八つ頭は頭となるように願うとか、紅白なます(だいこんとにんじん)は祝いの水引きなどなど。かつてはおせちとしてよく作ったけれど、今はあまり見掛けることのないものに「ちょろぎ」があります。ミシュラン(タイヤ)のキャラクターのような形の白い野菜の根で、シソ酢で赤く漬けるのです。長寿を願う意味があるそうでコリコリとした食感が爽快。今でも高級おせちセットにはアクセント的に入っているかもしれません。