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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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塩茹でしただけでそのまま食べられる!のがウリですが、春の晩酌に合いそうな簡単メニューを考えてみました。

スナップエンドウのフリット

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材料(2人分)

・スナップエンドウ1パック(約150g)
・水 60cc
・小麦粉 50g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・サラダオイル 適量(揚げ油)

作り方

1 スナップエンドウは水洗いして筋をとり、水気を拭き取る

2 水、小麦粉、ベーキングパウダーをボウルに入れて混ぜ、衣を作る

3 スナップエンドウを2のボウルに加えて衣をからめる

4 フライパンにサラダオイルを熱し、3のスナップエンドウを入れて揚げ、ひっくり返して
  反対側も揚げる

5 器に盛り、塩を添えていただく

※フライパンで少なめの油(スナップエンドウが半分つかるくらい)で揚げてみました
※キリッと辛口のスパークリングワインと一緒にどうぞ

エンドウごはん

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材料(2人分)

・米2合分
・米 2合
・水 390ml
・酒 30ml
・塩 小さじ1
・スナップエンドウ 150g
・錦糸卵 卵1個分
<錦糸卵の材料>
・卵 1個
・砂糖・塩 少々

作り方

1 スナップエンドウは水洗いして筋をとり、塩ゆでし、冷めたら1cm程度に切る

2 ボウルに卵を割り入れ、砂糖と塩を加えて溶き卵をつくり、フライパンに薄く延ばして
  うすい卵焼きを作る。皿にとり、冷まして細く刻む

3 米を炊く。土鍋にといだ米と水、調味料を入れて30分おき、強火で10分、
  弱火で10分炊く。10分むらす

4 炊き上がった米にスナップエンドウを加えてまぜ、器に盛って錦糸卵を散らす

※シンプルにスナップエンドウだけを混ぜました
※フルーティな日本酒と一緒にどうぞ

春の豆のホイコーロー風

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材料(2人分)

・豚こま肉 150g
・スナップエンドウ 100g
・いんげん 100g
・ソラマメ 100g
・玉ねぎ 1/2個
<タレ>
・豆板醤 小さじ1
・オイスターソース 大さじ1/2
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・にんにくすりおろし 1片分
・こしょう 少々

作り方

1 豚こま肉(大きめのもの)3~5cm程度の長さに切って塩・こしょうをしておく。
  ソラマメはさやから出し下茹でして皮をむく。いんげんは3cm長さに切る。
  スナップエンドウはすじを取る

2 タレを合わせておく

3 フライパンにサラダオイルを熱し、まず玉ねぎを炒め、次にいんげん、
  スナップエンドウ、ソラマメを加えて炒め、いったん皿にとる

4 油を足して強火で肉を炒め、火が通ったら2のタレ加えてなじむように混ぜ合わせる

5 フライパンに3の野菜を戻して炒め合わせ、こしょうをふる

※テンメンジャンを使うところ、オイスターソースとみりんで甘みをつけてみました
※さらりとしたのど越しのビールでどうぞ。
 ビールにレモンの輪切りを加えると爽やかになります

ひとこと

春はスナップエンドウのみならず、いんげん、ソラマメなどマメがおいしい季節です。マメたちは塩茹でだけでもおいしくいただけますが、あえてひと手間。お好みのおいしいお酒といっしょに、のんびりしたひとときを過ごすのもよいのではないでしょうか。

フリットをシンプルにいただくとき「塩」は案外重要なアイテムになってきました。スーパーの塩の売場に行ってみると、どれを選んだらよいかわからないくらい多種多様な塩が並んでいます。魅力的なピンクの塩や、ゴツゴツした大きな結晶など、そそられること多々。
筆者は調理には海の塩、食卓には主に岩塩を使っていますが、ときどき興味本位で種類を変えたりすると料理の味も変わってきます。コストのかかる話ですが、「自分の味」を作れる塩を探す、ということは大切かもしれません。(お財布が許せば)いろいろな塩を試してみたいものです。