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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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鍋や漬物にすることの多い白菜をクリームシチューにしてみました。ミニ白菜ならまるごと1個食べ切ります。

白菜のホワイトシチュー

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材料(4人分)

・ミニ白菜 1個(白菜の場合は約1/4個)
・たまねぎ 1個
・ベーコンブロック 100g
・ブラウンマッシュルーム 10個程度
・鶏ガラスープの素 小さじ1(水300ml)
<じゃがいものニョッキ>
・じゃがいも 1個(約150g)
・リコッタチーズ 150g
・グラナパダーノチーズ 大さじ2
・卵黄 1個
・小麦粉(強力粉) 50g
・塩 少々
<ホワイトソース>
・バター 30g
・小麦粉 15g
・牛乳 200ml

作り方

1 ニョッキを作る。茹でたじゃがいもとリコッタチーズを裏ごしし、卵黄、小麦粉、すりおろした
  グラナパダーノチーズ、塩を加え混ぜ合わせる。ひとかたまりになったらちぎって棒状に
  伸ばし、小麦粉(分量外)を振って2cm長さにカットする。熱湯で茹で、浮いてきたら1~2分
  茹でてザルに上げておく

2 ホワイトソースを作る。小鍋にバターを溶かし小麦粉を入れて炒め、混ざったら火を弱め牛乳を
  一気に注ぎ入れてとろとろになるまで混ぜ合わせる

3 白菜を縦に4等分し、芯の部分を取り鍋に並べる。たまねぎはくし切り、ベーコンは1cm角
  くらいに切ってマッシュルームとともに白菜の上に加える。
  ローリエを1枚乗せ、鶏ガラスープの素と水を加え、蓋をして弱火で30分程度煮込む。
  白菜がとろとろになったら、ローリエの葉を取り出し、ホワイトソース、ニョッキを加えて
  2~3分程度煮る

4 塩・こしょうで味を整える

※ニョッキは市販のものを使うと楽ですが、ホワイトソースは簡単ですので、ぜひ作ってみられると
 よいと思います
※少ない水分でとろとろに煮込むことで白菜の甘みが増します

野菜炒めチャプチェ風

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材料(4人分)

・はるさめ 100g
・ひき肉(合挽き)100g
・たまねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・しいたけ 2~3枚
・ミニ白菜 3~4枚
・サラダ油 大さじ1
・白ごま 適宜(お好みで)
・塩・こしょう 少々
<タレ>
・しょうゆ 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・おろしにんにく 1片分
・ごま油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・コチュジャン 小さじ1/2

作り方

1 春雨は熱湯でゆでる

2 白菜、たまねぎ、にんじんはせん切り、しいたけは石づきをとり薄くスライスする

3 フライパンにサラダオイルを熱して2を炒め、しんなりしたらいったんボウルに取りだす

4 フライパンにサラダオイルを熱しひき肉を炒め、ポロポロになったらタレの半分を加え、
  全体に馴染んだら3の野菜と1の春雨を加えて炒め合わせ、残りのタレを加えて混ぜ合わせる

5 お好みで白ごまを加え、皿に盛る

※チャプチェは本来、牛肉細切りに下味をつけておき炒めますが、今回は手軽に合挽肉を使いました
※白菜は水気が出やすいので炒めるときは強火で手早く、がポイントです

ひとこと

白菜を買うとつい鍋ものに走りがち。でも、じっくりとろとろになるまで煮込んだ白菜はクリームシチューにもよく合います。白菜、ベーコン、ニョッキの組み合わせで、それぞれの持ち味と食感を楽しんでください。もう一品は、お酒のおつまみやごはんが進むお惣菜になるものをと考えました。趣向を変えてチャプチェ風に。ちなみにほんだしのCMで紹介されている白菜と豚肉の鍋も作ってみました。手軽さからいえばだんぜんそっちかもしれません…。

ニョッキとは

「パスタの一種でじゃがいもと小麦粉で作られるイタリア料理」(Wikipedia)とあります。シンプルなものは茹でたじゃがいもをつぶして小麦粉と混ぜ合わせ、それを棒状に伸ばし、一口大に切ってさっとゆで、トマトソースなど好みのソースと混ぜ合わせて食べます。今回はチーズを加えチーズ風味のニョッキにしてみました。古代ローマ時代からあり、もとは小麦粉を練って作られていたというニョッキ、いまではカボチャやほうれんそうなど、いろいろな野菜を使って作ることもあるようです。

チャプチェとは

「唐麺(タンミョン)と呼ばれるさつまいものデンプンから作られた春雨と細切りにした牛肉、野菜、きのこ類をごま油で炒め合わせ、甘辛く味をつけた韓国料理」(Wikipedia)。お惣菜のように思われますが、もとはお祝いやおもてなしのときに出される伝統的な宴席料理だそうです。野菜は主にニラ、ほうれんそうなどが使われますが、他のレシピなどいくつかを見る限り、基本的には何でもいいようです。なお、韓国の春雨は緑豆の春雨に比べ太くてもちもちした感じが特徴とのこと。次の機会に使ってみましょう。